少子高齢化に伴い、2042年まで高齢者は増える一方だと言われています。高齢者が増加するということは、介護の需要も増えるということです。介護を受ける人に同じ人間はいませんので、それだけサービスも多様化するということになります。例えば、独居老人がちょっとした買い物に出掛けたい時、一人では不安なこともあるでしょう。「介護の知識や経験がある人に付き添って欲しい」という要望にも、フリーランス介護職であれば応えられます。
現状の介護保険制度は、施設に通うもしくは訪問介護を受けることが前提とされています。そのため、お年寄りのちょっとした外出やお墓参りの付き添いといった穴埋め的な役割には、フリーランスの介護職が求められるのです。
また、昨今他の業界では40代で早期退職を求められることもあるほど、正社員でも先行き不安定な状況が続いています。介護業界においても、その流れを受け継ぐ可能性があることを覚えておかなくてはなりません。企業が社員を雇うということは、コストが高く、社会保険の問題なども出てくるためです。その点フリーランスと「業務委託契約」をした方が社会保険に加入する必要がないため、コストを抑えられるので今後介護職においてもフリーランスのニーズが増えてくることが見込まれます。雇用されなくても自分で稼ぐことができるスキルや働き方を身に付けておく必要があるのです。
「この人にならお金を払ってでも介護をお願いしたい」と思われるようなフリーランス介護職を目指して介護業界で働いてみてはいかがでしょうか。